ジェイソン・ベッカー Not Dead Yet 不死身の天才ギタリスト

1969年、アメリカのカリフォルニア州で生まれたジェイソン・ベッカーは、日本でも人気のマーティ・フリードマンとともに、ギタリストとして弱冠17歳でメタルバンド“カコフォニー”を結成。20代前半でヴァン・ヘイレンのボーカリストであるデイヴ・リー・ロスのバンドに大抜擢されたものの、突然ALS（＝筋萎縮性側索硬化症）を発症。アルバム1枚の参加だけでツアーはキャンセルとなった。世界的成功を目の前に医師から余命3～5年と宣告を受けたジェイソンは、病気の進行により体の自由を奪われる。それでも、“生きたい”、“音楽を作りたい”という彼の不屈の意志を家族や仲間が支え、作曲家として現在も創作活動を続けている。