大学の卒業式で総代としてスピーチしたリレイナ(ウィノナ・ライダー)はその夜、男友達のトロイ(イーサン・ホーク)と夕食を共にする。彼女の離婚した両親(ジョー・ドン・ベイカー、スーザン・ノーフリート)がそれぞれの新しいパートナーと同席したため、晴れの日のはずが険悪なムードで終わる。TV局に就職したリレイナは、ルーティンワークに追われる日々にうんざりする。ルームメイトの親友ヴィッキー(ジャニーヌ・ギャロファロ)とドライブ中に衝突事故に遭った彼女は、相手がMTV編成局長のマイケル(ベン・スティラー)と知るや、ほのかに運命的な出会いを感じる。やがて、働きもせずバンド活動に明け暮れているトロイが仲間のサミー(スティーヴ・ザーン)を連れて、強引に4人で同居生活を始めた。リレイナの夢は、自分たちの世代を表現したドキュメンタリーを発表することで、彼女は恰好の被写体である仲間たちにビデオ・カメラを向け続ける。