2007年11月27日から12月1日の5日間、200席ほどのロンドンの小さなジャズクラブ、ロニー・スコッツでジェフ・ベックのライブが行われた。1965年のデビュー以来45年もの間、世界のロックシーンの頂点に君臨し続けた孤高のギタリストのライブには、様々なゲストが駆けつけた。ジョン・ストーン、イモージェン・ヒープなどに続き、小さな会場にもかかわらずエリック・クラプトンが登場。歴史的共演が実現した。生きるロック・レジェンド2人が、マディ・ウォーターズのブルースナンバーを、まるでギター・キッズに戻ったかのように演奏する。また、客席にはロバート・プラントに加え、ジミー・ペイジの顔も見える。ここにジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、世界3大ギタリストが一堂に会する奇跡が実現。また、大写しになる彼の両手からは、その神業的妙技の秘密の一端を垣間見ることができる。