殺しへの微笑
Spiando Marina
1992 · サスペンス · イタリア
82分
腕利きの警官だったマーク(スティーヴ・ボンド)は、シンジケートの罠にはまって警察を解雇され、さらに妻子を殺される。その後、殺し屋となったマークは、ある要人を暗殺するためアルゼンチンに飛ぶ。アパートに潜み、標的の名前が知らされるのを待つマーク。やがてマークは、隣の部屋に住むグラマーな美少女マリーナ(デボラ・カプリオリオ)に魅かれ、関係を持つようになる。金持ちの中年男ハンク(レオナルド・トレヴィーリョ)の愛人だが逃げ出したいというマリーナを救い出すため、マークはハンクを殺すことを決意するが、実はハンクこそ、マークが暗殺を依頼された要人だった。マークは見事ハンクをしとめるが、そこへ、銃を構えたマリーナが現れる。彼女は、もともとマークがハンクを狙う殺し屋と知っていてわざと近づいたのだ。すべてが罠だったことを悟ったマークは、壮絶な撃ち合いの末マリーナを殺すが、自分も傷ついて息をひきとるのだった。