フランスの豪邸。父親ジャン(フランソワ・マルトゥレ)が帰宅するや銃声が響く。数カ月前。ジャンがネズミを持ち帰った晩、家政婦のマリア(ルシア・サンチェス)と夫のアブドゥ(ジュール=エマニュエル・ヨウム・デイド)を招いた夕食会で息子ニコラ(アドリアン・ド・ヴァン)がゲイ宣言。ネズミに噛まれたアブドゥはゲイの手ほどきをする。ネズミを撫でていた娘ソフィ(マリナ・ド・ヴァン)は窓から身を投げ半身不随に。彼女の恋人ダヴィッド(ステファーヌ・リドー)はネズミを触ったマリアに誘惑される。母親エレーヌ(エヴリーヌ・ダンドリイ)はネズミを手にして以来息子と肉体関係を持つ。ジャンは家族3人の留守中ネズミを電子レンジに入れて平らげた。帰宅した3人を巨大ネズミが襲い、ソフィがめった刺しに。後日家族でジャンの墓参りをするのだった。