追撃 イスタンブール要塞
Coplan FX18 Casse Tout
1966
イスタンブール。フランス秘密諜報局のFX18ことコプラン(R・ワイラー)は、先ごろパリから失綜した、二人の原子物理学者の行方を追って網をはっていた。二人は、かつてヒットラーが開発を進めていた秘密基地ペーネムンデ出身のボルツ博士とシュバルツ博士である。コプランはイスタンブールとアテネの間で、ボルツ博士の乗っている車を発見したが、すでに博士は殺されていた。一方、この事件がアラブ連合のしわざと想定したイスラエルでは、フランスに密使を送り、共同捜査の申し入れをした。