京都。まだ芽の出ない女優の長谷川泰子(広瀬すず)は、学生の中原中也(木戸大聖)と出逢う。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ合い、一緒に暮らし始める。価値観は異なるものの、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。東京。泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄(岡田将生)がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれていることを誇りに思っていた。男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、複雑な気持ちになる泰子。才気あふれるクリエイターたちに、どこか置いてけぼりにされたようなさみしさ。しかし、泰子と出逢った小林もまた、彼女の魅力に気づいていた。本物を求める評論家は、新進女優にも本物を見出す。こうして、複雑でシンプルな関係が始まる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった。
디즈니+ 연간 구독 할인
스탠다드&프리미엄 40% 할인
디즈니+ · AD
디즈니+ 연간 구독 할인
스탠다드&프리미엄 40% 할인
디즈니+ · AD