情報局K

Assignment K
1968 · アクション/ドラマ/サスペンス/犯罪 · イギリス
97分 · G
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1.0
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(2人)
表むきは玩具業者ということだが、フィリップ・スコット(スティーブン・ボイド)は、英独間に情報網をもつ秘密組織の一員だった。ドイツで開かれた国際玩具大会に出席したフィリップは、そこで商売仲間から、トニ(カミラ・スパーブ)なる美人に紹介され、一目で彼女に心を奪われてしまい、スキーへ行くという彼女と、スキー場での再会を約束した。だが、せっかくの、再会の楽しさも束の間、仕事でロンドンへ帰らねばならぬことになってしまい、再びロンドンで会うことを約して別れた。ロンドンに到着した彼は、マイクロ・フィルムをボスである情報局Kのハリスに渡し、同時にトニの身元調査を依頼した。恋人でも諜報員は油断ができないのである。が、ハリスの調査は、トニはまったく怪しくないとのことだった。トニがロンドンに到着、2人は楽しい夜を過ごした。が、ある夜、トニは、以前からフィリップの連絡網をさぐり出そうとしていた、スミスをボスとする一味に誘拐されてしまった。そこでフィリップは、一方で仲間のポールと連絡をとりながら、わざと敵の罠にかかり、そのポールの機転で、一度は無事にトニを救出したのだが、トニは再び誘拐されてしまった。だが、フィリップが抱えていった時限爆弾のおかげで、スミス一味の本拠はこっぱみじんとなり、フィリップとトニは、やっとのことで外に逃れた。事件は完結したかにみえた。だが、フィリップの心には何か割りきれないものがあった。自分をこれまで追い込んだには、情報局Kの裏に何かあるのではないだろうか?このフィリップの勘は当たった。スミス一味をあやつっていたのは実は情報局Kであった。そしてフィリップは情報局を追い出された。フィリップもまた、英独間の二重スパイ的な役割をしていたのであった。

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