盲学校の教師をしている精神分裂病の青年ジュリアン(ユエン・ブレンナー)は、飼い犬に異常な愛情をそそぐ祖母(ジョイス・コリン)と、妻を亡くしたエキセントリックな父(ヴェルナー・ヘルツォーク)、レスラーを夢見る弟クリス(エヴァン・ニューマン)、未婚でありながら妊娠している姉パール(クロエ・セヴィニー)と暮らしている。ある日、ジュリアンは仲良くなったアイス・スケートの選手を夢見る盲目の11歳の少女クリッシー(クリッシー・コビラク)と、パールとで、アイス・スケート場に行く。そこでパールが転倒し、病院の救急治療室に運ばれた。子供は死産だった。ジュリアンはその赤ん坊を「僕のものだ」と言って抱きしめたまま自宅に戻り、部屋のベッドに潜り込むのであった。
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