ブルックリン郊外、夏。まだあどけなさの残る14歳のライラ(ジーナ・ピエルサンティ)は、経験豊富な親友キアラ(ジオヴァーナ・サリメニ)とそのボーイフレンドのパトリック(ニュック・コーション)と共にビーチに遊びに出かける。キアラとパトリックは、終始身体を寄せ合っている。そんな二人の様子を浮かない顔で見つめているライラ。そこへ、地元の大学生サミー(ロナン・ルビンスタイン)が通りかかる。タトゥーの入った年上のサミーに、ライラは一目で心を奪われる。サミーが誰とでも寝る男だと知ると、ライラはあらゆる口実を作ってサミーに近づこうとするが、背伸びして嘘を重ねるうち、思いもしなかった状況に陥っていく……。