NORIN TEN 稲塚権次郎物語

NORIN TEN 稲塚権次郎物語
2015 · ドラマ · 日本
110分
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明治末期、貧しい農家の長男に生まれながらも、向学心に溢れた稲塚権次郎(松崎謙二)は、富山県立農学校を首席で卒業。貧しい農家を救うためには美味しくて収穫量が高い米を作ることが大切と、育種家の道を進み、東京帝国大学農学実科に進学。大正7年、農商務省に就職すると、秋田県農事試験場陸羽支場に配属される。生真面目な権次郎は周囲に馴染めなかったが、上司の勧めで“謡”を習い始めたことをきっかけに佐藤イト(野村真美)と出会い、結婚。だが大正15年、小麦の育種が主流の岩手県農事試験場への転勤を命じられる。稲の品種改良の夢を絶たれながらも、国家プロジェクトである麦の増産に取り組んだ権次郎は、次々と新種を開発。昭和6年と9年には東北で大飢饉が発生し、各地で娘たちが売られるという悲惨な事態に。使命感に燃えた権次郎は、昭和10年秋に“小麦農林10号”(=NORINTEN)を完成させる。従来の小麦に比べて背の低い品種で穂が倒れにくく、栄養が行き渡り易いのが特徴だった。昭和13年、権次郎は北京の華北産業科学研究所に異動となり、イトも同行。ところが敗戦を迎えると、中国側の意向により、現地に止まることになってしまう。併せて、戦争末期の混乱によりイトが精神的に錯乱。連れてきたことを悔やんだ権次郎は自分を責め、終生イトをいたわるのだった。昭和22年秋、ようやく帰国した権次郎は育種家の道を諦め、地元の金沢農政局に勤務。定年後、圃場整備に力を注ぐ権次郎(仲代達矢)の元に昭和41年、思いがけない報せが届く。“小麦農林10号”の種が米国に送られ、世界の食糧危機を救う“緑の革命”の基になったというのだ。昭和48年にイトは亡くなるが、昭和56年、権次郎はその業績によってノーベル平和賞を受賞したノーマン・ボーローグ博士(ジョン・コールドウェル)と対面。世界の小麦を変えた2人が手を握った瞬間だった。

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