ごく普通の生活を送っていた男を、突然襲う悪夢…。目覚めた瞬間に忘れてしまうが、鳥肌が全身に立ち、口の中はカラカラ。鼓動は獣のように激しく響いている。その晩から男は、「本当に怖いものとはいったい何だろうか」と、考えるようになった。そして、自分の心の闇の片隅に潜む“ナニか”を見つけたとき、男に惨劇が襲いかかる。