基本情報
基本情報
    原題
    Happy End
    製作年
    2017
    フランス,オーストリア,ドイツ
    ジャンル
    ドラマ
    上映時間
    107分
    レーティング
    R15
    あらすじ
    難民が多く暮らすフランス北部の街カレー。瀟洒な邸宅で三世代同居するブルジョワジーのロラン家では、建築業を営んでいた家長のジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)が高齢のため、すでに引退。家業を継いだ娘のアンヌ(イザベル・ユペール)は、取引先銀行の顧問弁護士を恋人に、ビジネスで辣腕を振るっていた。だが、専務を任されていたアンヌの息子ピエール(フランツ・ロゴフスキ)は、ビジネスに徹しきれない。使用人や移民労働者の扱いに関して、祖父や母の世代に反撥しながらも、子どもじみた反抗しかできないナイーヴな青年だった。また、アンヌの弟トマ(マチュー・カソヴィッツ)は家業を継がず、医師として働き、再婚した若い妻アナイス(ローラ・ファーリンデン)との間に幼い息子ポールがいた。さらに、幼い娘を持つモロッコ人のラシッドと妻ジャミラが、住み込みで一家に仕えている。一家は同じテーブルを囲み、食事をしても、それぞれの思いには無関心。SNSやメールに個々の秘密や鬱憤を打ち込むばかり。ましてや使用人や移民のことなど眼中にない。そんな中、トマは、離婚のために離れて暮らしていた13歳の娘エヴ(ファンティーヌ・アルドゥアン)を、一緒に暮らそうと呼び寄せる……。