1976年の大晦日。雪に覆われたイピロス山中で、狩りに出た6人の男たちは、四半世紀も前の内戦で死んだゲリラの兵士の死体を発見する。今死んだばかりのような暖かい血が流れる死体を抱え、湖畔のホテル“栄光館”に戻って思案する狩人たちは、出版社社長で元知事のパパヨルギウ(イリアス・スタマティオス)、実業家ヤニス・ディアマンティス(ヨルゴス・ダニス)、退役大佐(ニコス・クウロス)、老政治家(クリストフォロス・ネゼル)、ホテルの主人サバス(ヴァンゲリス・カザン)、そしてサバスの義弟のファンダキス(ストラトス・パキス)。死体の処理はサバスに任され、彼は電話で憲兵を呼ぶ。これまでの人生を回想する6人の狩人たち…。