かつて京劇の大スターだったユエチン(シルヴィア・チャン)は、どうしようもない絶望を抱えて暮らしていた。そんな中、ナンフォン(ファン・ビンビン)、ディン・ボー(チェン・ボーリン)、太っちょ(フェイ・ロン)という若者が彼女の家を間借りすることになる。彼らは親との関係がうまくいっておらず、放縦なところがあった。価値観の異なる若者たちの言動にユエチンは苛立つこともあった。一緒に暮らすうちに、ユエチンの過去を知る3人。彼女の背負っている深い悲しみを汲んだ3人は、ユエチンを観音山へ連れて行く。そこには四川大地震で崩れた寺院があった。4人は仏像の修復に乗り出す。