血ぬられた墓標
La maschera del demonio
1960 · ホラー · イタリア
87分

18世紀のバルカンには魔術がはびこっていた。時の為政者はこれを憂え、魔術を行なったものを極刑に処した。王室の1族の美しい姫(バーバラ・スチール)とその恋人の青年貴族といえども例外ではなかった。姫は死刑にあたり、実兄の王をはじめ、自分たちを死刑にした1族に永劫の呪いをかけて死んでいった。1世紀ほどたった1830年。モスクワの医学会に出席する老医師コーマとその助手ゴロベック(ジョン・リチャードスン)が森の中で旧い館跡を発見した。崩れかけた礼拝堂の中に、2人ははからずも魔女の石棺を発見した。棺に横たわる王女は生けるがごとく美しい。コーモリの羽音におどろいてコーマがはなったピストルの弾に棺の上の十字架が音をたててくずれ、あやまって手を傷つけたコーマの生血が、王女の唇にふれ落ちるや、王女の死霊はよみがえった。戦慄をおぼえて2人は急いで引き返そうとした時、礼拝堂の入口にたたずむ王女に生うつしの女(バーバラ・スチール)に会った。彼女は王女の曽孫娘カチアと名のった。よみがえった王女の死霊は、1族に次々に復讐を加えた……。