1997年、香港。刑事のピエール(サモ・ハン・キンポー)は熱血漢だがトラブルメーカー。ある日、彼の職場に二人の新入りが登場。ピエールはイギリス帰りのエリート、タク警部(金城武)の部下となり、新人婦警のヤウチェンとはいい仲に。ところが折しも香港に日本のヤクザが進出。その一人、山本は手下(イー・シン)を使って、署を襲撃。爆弾を仕掛けて、その騒ぎのすきに特殊部隊に化けた一味が署から押収したヘロインを奪って去った。ところが一味は仲間割れ、雇われた黒人のチンピラたちがヤウチェンを誘拐、逮捕された仲間の釈放を要求。ピエールは、タンとひょんなことで友人になった密輸局の刑事ランボー(ユン・ピョウ)の助けを借り、敵のアジトに潜入、ヤクザたちとの激闘の末、ヤウチェンを無事救いだし、一味を逮捕した。