10年前のバレンタインの日、ハーモニーの街。炭鉱夫のトム(ジェンセン・アクレス)は、同僚が炭鉱に閉じ込められ、5人が死亡するという大規模な事故を起こしてしまう。ハリーはその事故のただ1人の生存者だったが、魂だけが生き続ける植物人間になる。1年後、ハリーは目を覚まし、つるはしで22人を殺して姿を消す。事故から10年後、街の人々が事故の記憶を忘れつつあったバレンタインの日、街を出ていたトムがハーモニーの街に戻ってくる。彼は自分で引き起こした事故が頭から離れず、記憶の病に侵されていた。その夜、平穏だったハーモニーの街に、再び悲劇が訪れる。炭鉱夫のマスクを被り、つるはしを持った殺人鬼が、次々と街の住人を惨殺して逃走していた。