住み込み看護師のモードは、病に侵され独り豪邸に暮らす有名ダンサーのアマンダを看護することになる。アマンダは病状の悪化を紛らわせてくれる信心深いモードに興味を惹かれ、モードもまたアマンダの魂の救済にのめり込んでいく。しかしモードは過去に、神のお告げを信じ問題を起こしたという秘密を隠していたのだ。やがてモードは、自分がアマンダの元に派遣されたのは神の意志を全うするためだと確信する。現実からの乖離に歯止めが効かなくなった彼女の看護は、手段を選ばない危険な“手当て”と化していく―。