受験のシンデレラ

受験のシンデレラ
2007 · ドラマ · 日本
106分
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“受験指導のカリスマ”五十嵐(豊原功補)は、ミチターゼミナールという予備校を設立し、富も名声も手に入れおごり高ぶっていた。しかしある日、大学からの友人である外科医の小宮(田中実)から、癌にかかっており余命1年半との宣告を受ける。その帰り道、立ち寄ったコンビニで「代金を別々に払えば2円安くなる」と店員を問い詰めている遠藤真紀(寺島咲)に出会う。16歳の真紀は、「297円に消費税を加えると311円。しかし、99円を3点別々に買うと2円安くなる……」などと数学的感性を持ち合わせながらも、高校を中退し貧しい家庭に暮らす不幸な少女であった。何もかもうまくいかず自暴自棄になっていた真紀と出会った五十嵐は、自らの原点に立ち返る。環境の恵まれない高校生の思いを叶えようと予備校を設立し、裕福ではない生徒を東大に合格させることに全てをかけていた過去を持つ五十嵐は、真紀を東大受験へ導く決意をし、自分の持っている全ての受験テクニックを伝授して、高認(高等学校卒業程度認定試験)に合格させる。五十嵐の指導の元、着々と学力をあげる真紀だったが、初めて受けた東大模試で「判定評価E」を受け挫折しそうになる。病に蝕まれていく五十嵐は、そんな真紀を必死で説得し、彼女の人生を大きく変えようとしていた。そして遂に、東大受験の日がやってくるが……。

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