アメリカ中西部地方を襲った30年来の猛吹雪のため、リンカーン国際空港は痛烈な打撃をうけていた。空港のジェネラル・マネージャーのベーカースフェルド(バート・ランカスター)は、トランス・グローバル航空旅客係のタニア(ジーン・セバーグ)の援助をうけ、空港の機能維持のため狂奔していた。このとき着陸に失敗した大型ジェット旅客機が主要滑走路に胴体を横たえてしまった。この致命的な事故の処理を、ベーカースフェルドは、トランス・ワールド航空の保安係主任パトローニ(ジョージ・ケネディ)に依頼した。