鬼州組との抗争から7年。昼間は下着メーカー「プリティー」に勤務するデザイナー、夜は日本最大の暴力団・新鮮組の総長というふたつの顔を持つ近藤静也は、会社の同僚の明美に全てを打ち明け、彼女と結婚するかどうか悩んでいた。実は、明美は総長としての静也に惚れているものの、彼が同僚の近藤と同一人物であることは知らないのだ。そんなある日、静也の所属するデザイン部が解散の瀬戸際に立たされる。