1960年代、オーストラリア内陸部。厳格なカトリック教会付属の孤児院で育った10代の少年4人、マップス(ダニエル・ラドクリフ)、スパーク(クリスチャン・バイアーズ)、ミスティー(リー・コーミー)、スピット(ジェイムズ・フレイザー)。同じ12月生まれの彼らは、自分たちを置いて、より幼い子供たちが温かい家族に引き取られていくのを見送る日々を長い間過ごしてきた。そして近頃、次第に大人になっていく自分たちには、引き取り手は永遠に現れないのではないかと、焦りを感じるようになっていた。