かつて、東の連城組と西の山邑会という二大組織が寡占化を図り、ヤクザ社会に系列秩序をもたらしていたが、その両者が解散消滅しまう。それによって独立組織が曖昧な境界線で野放図に利益を貪る混沌状態に陥っていた。そこにアメリカから帰国した男がいた。男の名は安藤(小沢仁志)。