NYブロンクスにある高校では、ようやく夏休みを迎えようとしていた。バスで帰宅する生徒たちはいつもの面々、車内はすでにお祭り騒ぎで、彼らの話題は誰と誰がくっついて別れたという恋愛話、そしてくだらない仲間のスキャンダルだ。中心グループのマイケル(マイケル・ブロディー)やビッグ・T(ジョナサン・ウォーレル)は、小学生を無理やり席から立たせ、お婆さんにはセクハラまがいの嫌がらせを仕掛けて、定位置のバス最後部の座席を占領。