北條鉢子(大島優子)は、新宿-箱根間を往復する特急ロマンスカーのアテンダントとして働く26歳。仕事の成績は常にトップで、ミスを繰り返す後輩・久保美千代(野嵜好美)のフォローも欠かさないしっかり者。だが、恋人・直樹(窪田正孝)のお願いを断れずにお金を貸してしまう優柔不断な一面もある。そんなある日、鉢子の元に1通の手紙が届く。それは、もう何年も会っていない母親・頼子(西牟田恵)からのものだった。