数千年もの昔、聖地エルサレムを中心とする宗教戦争で、6種の“神の秘宝”--兜、鎧、かたびら、帯、楯、剣が各国に四散した。その6種の秘宝があれば他の宗教を滅亡できると信じている邪教集団はこれを集めることに狂奔していたが、2種は既に手に入れたものの、残り4種はどこにあるか分からなかった。そこでひとりの男に白羽の矢が立った。宝捜しのプロフェッショナル“アジアの鷹”ことジャッキー(ジャッキー・チェン)だ。ジャッキーをかつぎ出すため教祖は彼の友人で香港のスーパースター、アラン(アラン・タム)の妻ローレライ(ロサムンド・クァン)を誘拐する。ローレライはかつてジャッキーが憧れていた女性だった。