警視総監賞12回のベテラン刑事、桜井は萬田からトイチの借金をしながらもある事件を追っていた。業を煮やした萬田はこのまま支払いが滞るようなら娘の亜矢子をソープに売ると脅す。それを聞いた桜井は自分の臓器を全て提供する、それで何とかしてくれと頼み込む。話を聞くと15年前、知人が借金トラブルで脅迫されていた。しかし、自分の職業が警官であることから力になれなかった。その後、知人は殺され、彼の娘である亜矢子だけが残ったという。