世界一のパン職人を夢見るごく普通の女の子キイラ(桐谷美玲)は、ヴァンパイアの血を引いているという誰にも明かせない秘密を持っていた。ある日、彼女がアルバイトをするパン屋さんに、幼馴染の哲(戸塚祥太)が現れる。哲とキイラは毎日のように一緒に遊んでいたキイラの初恋の相手だったが、8年前に哲は両親を亡くし親戚に引き取られ、それ以来離れ離れになっていた。キイラは再会を喜び、恋心を募らせると同時に、ヴァンパイアと人間という違いに悩む。