ナーザは仙人から授かった赤いスカーフと金の輪を使い、カニ、エビたちの海の軍勢を退け、竜王の息子を退治するが、怒り狂った竜王は風、吹雪、炎を操る弟分の竜王たちを呼び寄せ、強大な力で人間たちを襲おうとする。逃げまどい、苦しむ人々に父である王の苦しみと嘆きを見たナーザは自分の命を断つことで平和がよみがえるならと、空高く差し出した剣を自分の首筋に当てる。