篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)の夫婦は、第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、東京下町の工場をたたみ、北海道に移り住むことを決断。かつて外国人が住んでいたという瀟洒な家を手に入れ、良子は野菜作りや家の内装のアレンジなどをしながら日々を満喫していた。一方、篤史は仕事人間だったせいか、手持ち無沙汰で暇を持て余すばかり。そんな夫を見かねた良子は、家を囲む石塀作りを篤史に依頼する。