いのちスケッチ

いのちスケッチ
2019 · ドラマ · 日本
100分
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田中亮太(佐藤寛太)は東京で漫画家を目指していたが、仲間のデビューやバイト先の夜逃げにショックを受け、夢を諦めて故郷・福岡県に帰ってくる。実家に頼れず、旧友の部屋に居候していると、地元の延命動物園でのアルバイトを紹介される。いつも園内を駆けずり回っている多忙な園長・野田(武田鉄矢)をはじめ、飼育員の同僚には皮肉屋の猿渡(芹沢興人)、コミュニケーションが苦手な中島(須藤蓮)、妊娠中で一時的に事務仕事をしている松尾(林田麻里)がおり、何も知らない亮太は面食らうことばかりだった。いちばん驚いたのは、認知症の祖母・和子(渡辺美佐子)のかつての家に現在住んでいるのが、獣医師の石井彩(藤本泉)だということだった。アメリカの大学を卒業し、引き抜きの話が絶えない優秀な彩やスタッフたちから、ここが動物の健康と幸せを第一に考える“動物福祉”に力を入れる、世界でも珍しい動物園であることを教えられた亮太は、その取り組みを理解していく。しかし、かねてより市の予算縮小で、園の運営は危機に瀕していた。彩は亮太に園の取り組みを広く伝えるために絵で協力してほしいと頼むが、亮太は躊躇する。だが、施設に入った和子が再び絵を描き始めたことに触発され、もう一度漫画を描くことを決意する。飼育員たちの根強い努力によって、日本初となるライオンの無麻酔採血に成功。感動した亮太も漫画を完成させるが、彩との別れが迫っていた……。

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