高校生のチョルス(チョン・ウンイン)は、クラブで女子高生のエラン(チェ・ミンソ)に一目惚れする。ちょっかいを出すチンピラを、舌にタバコを押しつけてビビらせ、鮮やかな蹴りで片付けてしまう彼女にチョルスは、ますます惹かれていき、酔ったはずみで関係をもってしまう。その結果、妊娠したエランは学校のトイレで男の子を出産し、授業中のチョルスのもとにその子を宅配する。驚いたチョルスはエランに連絡を取ろうとするが、彼女は保守的な両親に米国に留学させられていた。一瞬にしてシングル・ファーザーになってしまったチョルスは退学になり、身寄りのない彼は、一人で子供を育てるため、三流クラブのMCで生計をたてることにする。