新たなウイルスが蔓延し、スパイスがその特効薬になるという噂が広まった影響で世界的にスパイスが不足する事態に。母のカレーをこよなく愛する高校生の蓮(中川翼)はカレーが貴重なものになってしまい気落ちしていたところ、希少なスパイスの香りを纏った少女・莉久(茅島みずき)と出会う。この世の食材はカレーになるためにあると語るミステリアスな彼女に惹かれた蓮は、莉久とともにスパイス不足の謎を追っていく。