井川ツヨシは、二人の姉、恵子と典子、母親の美子からいびられ、家事全般を担当させられている中学三年生の男の子。恵子はどういうわけか、毎年大晦日になるとツヨシに八つ当たりをするのだが、九三年こそは災難から逃れようとツヨシは親友の渡辺司と共に遊びに出掛けた。しかし、誤ってタイムマシンに乗り込んでしまい、九三年十二月三十一日から八一年十二月三十一日にタイムスリップしてしまった。