探偵を自称する釜田麻呂(塚本高史)はどんな依頼でも引き受けることにしているものの、その実はうだつの上がらないフリーターで、愛車のカマロだけが自慢だった。そんな彼に、お気に入りのキャバ嬢から失踪したパパを一緒に探してほしいとの依頼が届く。そのパパは超一流IT企業の役員兼開発責任者であり、自社の不正を告発しようとしていたところ、ヤクザに捕まっていた。初めて探偵らしい依頼が舞い込み、仲間である格闘家の幻之介(朝井大智)と天才ハッカー健太(山崎裕太)ともども張り切っていたが、事件を追う彼らを思いがけない展開が待ち受けていた。