19世紀半ば、メキシコ戦争でアメリカに敗れたためメキシコは、カリフォルニアをアメリカに割譲した。以来、カリフォルニアは無法者の暗躍する地となった。ホアキン・ムリエタ(リカルド・モンタルバン)もその犠牲となり、家も妻も失った彼は、放浪の旅にでた。途中彼は、ガンマンのシャド・クレイ(アール・ホリマン)、黒人のモーガン(ルーズベルト・グリア)、3本指のジャック(スリム・ピケンズ)、それにアーカンソー(ジム・マクミラン)と知り合った。彼らは旅を続けるうち、オチリア(アイナ・バリン)と、娘クローディア(マリアム・コロン)をサンフランシスコまで送り届けることになった。が実はオチリアは、メキシコ原住民の宝、黄金のマドンナを盗み出し、サンフランシスコに運ぼうとしていたのだった。それを知ったムリエタは、仲間とマドンナ像をとり返そうとしたが、クレイは皆を裏切り、土地の無法者を味方にひきいれ、ムリエタにたち向かった。が、しょせん、ムリエタの敵ではなかった。ムリエタたちは、マドンナ像を悪人からとり戻し、原住民たちに手渡したのだった。