2人の子どもの母親であるジェシカ(レイニー・クアリー)は、祖母が遺してくれた家から引っ越す準備をしていた。薬物中毒のロブ(ジェイク・ホロウィッツ)と別れ、子どもたちとともに新たな土地で新しい生活を始めるのだ。ジェシカもかつてはロブとともに薬物に手を出していたが、治療を重ね禁断症状を克服して、ひとりで子どもたちを育てていた。出発の時間が近づいたとき、ロブが居候先のサミー(ヴィンセント・ギャロ)を連れてやって来る。ロブの目的はジェシカの祖母の遺産だったが、冷たくあしらわれると、ジェシカを貯蔵庫に閉じ込めてしまう。そこは重いドアで閉じられ、内側からは開けられない。そんなとき、ドアの外で娘の叫び声が聞こえる。サミーは小児性犯罪者という噂があった。ジェシカは知識と経験を活かして密室から脱出し、子どもたちを救い出すことができるのか……?