自身の小児性愛嗜好を隠すことなくスキャンダラスな文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として時代の寵児となった作家ガブリエル・マツネフ(ジャン=ポール・ルーヴ)。ある日、文学を愛する13歳の少女ヴァネッサ(キム・イジュラン)は、50歳のマツネフと出会う。やがて14歳になったヴァネッサは彼と<同意>のうえで性的関係を結び、その歪な関係にのめり込んでゆく。それが彼女の人生に長く暗い影を落とす、忌むべきものになるとも知らず……。