路上パフォーマンスを通じて出会った舞台俳優・西潤一(兵頭功海)とミュージシャンの神崎優衣(桃果)。そんなふたりはお互いの過去や秘密を語るなか、次第に惹かれ合ってゆく。順調な表現活動も束の間、しばらくして西は自らの記憶力が低下していることに気付く。そしてあるすれ違いをきっかけに、西は優衣の前から姿を消す。優衣は彼の行方を追い求めるが、ある日、西のことを知るという“記憶代理人”(八木拓海)が現れ……。