1930年代。もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい……。漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ハリウッドを訪れる。華やかな映画の都には、全米から明日の成功を目指す人々が集まり、熱気に満ちていた。そんななか、業界の敏腕エージェントである叔父フィル(スティーヴ・カレル)のもとで働き始めたボビーは、彼の秘書ヴェロニカ“愛称ヴォニー”(クリステン・スチュワート)の美しさに心を奪われる。ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚を思い描くが、実はヴォニーには密かに交際中の別の男性がいることに彼は気付いていなかった。やがて、ボビーはもうひとりの美女ヴェロニカ(ブレイク・ライブリー)と出会うのだが……。