無頼 人斬り五郎

無頼 人斬り五郎
1968 · 犯罪/アクション/サスペンス · 日本
88分
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昭和三十年頃。藤川五郎と弟分の林田は、名振会との出入りがもとで刑務所へ入ったが、林田は姉しのぶのことを頼むと死んでしまった。五郎は仮出所の許可がおりると、林田の故郷を訪れ、しのぶの勤務先を探した。だが、尋ねあてた劇場は、三年も前にストリップ小屋になっており、彼女の姿はなかった。五郎は「ホテル三河」のボイラーマンとして住込み、しのぶ探しを始めた。そんな矢先、五郎はホテルで、バスで一緒になったことのある由紀に出会った。由起の父は八年前に死んだが、それは名振会が殺したものだった。由起はある日、名振会の幹部白山から金を受けとった。父が貸した金の返済ということだったが、この一件以来由紀は、名振会のいやがらせを受ける羽目になってしまった。由紀をかばった五郎もまた元やくざの素姓が知れ、ホテルをクビになってしまった。街におりた五郎は、由起が今度は名振会の黒松から、いやがらせを受けているのに出くわし乱闘になった。その仲裁をしたりは、白山だった。白山からしのぶが赤線にいることを聞いた五郎は、落ちぶれた彼女の力になろうと心に誓った。一方、名振会では、五郎がストリップ小屋主海藤の所にいると聞きこみ、由起を囮に使っておびきだそうと計画した。会長の牧野は、その役目に石丸をたてたが、五郎は石丸をさとし逃がすのだった。

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