昭和初期の大阪河内郷八尾。喧嘩には強いが女に弱い名物男の朝吉は、金貸しの女房・お千代と有馬温泉に駆け落ち。そこで薬商人の伊吹屋と宿を同じくした彼は、誘われるまま賭場に出かけ、生涯のライヴァルで兄弟分となる売り出し中の極道、大阪松島・吉岡組の小頭・モートルの貞と運命的な出会いを果たす。その後、お千代と別れ、貞の世話で元看護婦のお絹と松島で所帯を持つことになった朝吉。だが、松島では因島の実力者・シルクハットの親分こと黒島東洋蔵が、吉岡組と対立する小倉組親分・長吾郎を引き連れて、松島乗っ取り計画を画策。