少年時代、ゴッサム・シティ一の資産家である両親を凶弾で失ったブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)。ゴッサムの治安と経済の悪化が招いた悲劇に遭遇したことで、ブルースは弱者を痛めつける悪を倒して生きることを決意。力を身につけるために、終わりのない旅に出る。世界中を放浪してたくましく成長したブルースは、犯罪がうずまく裏社会に身を投じ、ついにブータンの刑務所に収監される。そこで出会うデュカード(リーアム・ニーソン)という謎の男。彼は、怪人物ラーズ・アル・グール(渡辺謙)から送られた使者であり、グールは強力な自警団“影の同盟”のリーダーだった。