母親と2人でソウルに住む7歳の少年サンウは、失業中の母親が新しい仕事を見つけるまでの間、田舎のおばあちゃんの家で過ごすことになる。初めて会ったおばあちゃんは、読み書きができず、口も利けない。サンウはおばあちゃんをバカにして、不自由な田舎の生活に不満を爆発させ、わがままのし放題。しかし、おばあちゃんは決して叱ったりせず、サンウの願いを一心に叶えようと無条件の愛情を注ぐ。やがてサンウの心も次第に変化してゆくのだった……。