N.Y.郊外の大富豪ララビー家のお抱え運転手の娘サブリナ(ジュリア・オーモンド)は、次男デイヴィッド(グレッグ・キニア)に恋をしていた。そんな娘の思いを断ち切らせ、もっと広い世界に目を向けさせようと、父フェアチャイルド(ジョン・ウッド)は彼女をパリに送る。「ヴォーグ」誌で働くサブリナは見違えるばかりの美しいレディとなって帰国。初めは誰だか分からなかったデイヴィッドも彼女に夢中になり、サブリナは恋の予感に期待で胸を震わす。しかし、デイヴィッドはタイソン・エレクトニクス社の一人娘エリザベス(ローレン・ホリー)と婚約していた。婚約の背後には、タイソン社との企業合併を計ろうとする仕事ひと筋の堅物の兄ライナス(ハリソン・フォード)のあと押しがあった。