1977年、ブルースがエレクトロニックな発展を遂げたことで知られる音楽の都・シカゴ。この町のジェファーソン・ストリートにウェアハウスと呼ばれるクラブがオープンした。そこで日々繰り広げられるパーティに集った者たちは、初めて体験するエレクトロニックなヴァイブレーションを持つ音楽に思わず狂喜し、魂の雄叫びを上げた。そして彼らはこの音楽を自分たちのクラブの名にちなんで“ハウス・ミュージック”と呼ぶようになる。出演はハウスのゴッドファーザー、フランキー・ナックルズをはじめ、クラブ・オーナーのロバート・ウィリアムス、ソウル・ディーバとして知られるロレッタ・ハロウェイ、そしてラリー・ハードら。監督は、自らがキャリア20年以上のシカゴのDJ/プロデューサーでもあるチップ・エバハート。