メトロポリス市のデイリー・プラネット社。いつものように記者クラーク・ケント(クリストファー・リーブ)が出勤すると、社内は、ある事件でもちきりだった。パリのエッフェル塔がテロリストに占拠され、核爆弾により市街が破滅されようとしているというのだ。すでにロイス・レーン(マーゴット・キダー)は取材のためパリに向かっていた。編集長ペリー・ホワイト(ジャッキー・クーパー)に、行動の遅さを指摘された後、クラークは、急拠スーパーマンに変身しエッフェル塔に向かった。彼は、一瞬のうちに核爆弾をのせたエレベーターとエッフェル塔に登る途中落下してしまったロイスを腕にうけとめると、エレベーターを宇宙の彼方へと放りなげた。しかし、その爆発の余波で、ゾッド将軍(テレンス・スタンプ)、その愛人で副官のアーサ(サラ・ダグラス)、巨大な身体セもつノン(ジャック・オハローラン)の3人が自由の身になった。彼らは、クリプトン惑星の悪人で有罪の判決のもとにガラス板状のファントム・ゾーンに閉じこめられ、宇宙をさまよっていたのだ。