ロチェスター城の戦いから5年経った1221年、イングランド史上最も悪名高きジョン王よりも凶悪と噂されるケルト人侵略者たちは、家畜泥棒や無差別殺人など、悪行の限りを尽くしていた。ケルト人族長は、攻防の末息子が命を落としたことを知り、報復のためロチェスター城を撲滅することを決意する。一方、彼らに父親を殺された城主の息子ヒューパード(トム・リス・ハリス)は復讐を決意し、情勢を立て直すため、ロチェスター城の戦いの英雄の一人である従弟のガイ(トム・オースティン)に助けを求めることにする。旅の末、ようやく売春宿で見つけたガイはかつての理想主義者ではなく、人生に幻滅し、酒に飲まれ、金のために戦うだけの男に成り下がっていた。ヒューパードは何とかガイを説得し、城に戻って情勢を立て直す。そしてついに、ケルト人たちと決死を賭けた最後の戦いの火蓋が切って落とされる……。