韓国・ソウルの警察に勤務する刑事チョン・テス(チョン・ドゥホン)のもとに、郷里・忠清道(チュンチョンド)の小都市オンソンで暮らしていた旧友オ・ワンジェ(アン・キルガン)の訃報が届く。激務に追われ、過去のことなど顧みる余裕さえなかったテスもこの報せにはショックを受けた。早速休暇をとり、オンソンへ帰ったテスは斎場で少年時代の親友たちと再会する。ワンジェの葬儀をとりしきっていたのは、土地開発業を営むチャン・ピロ(イ・ボムス)。彼はワンジェの妻ミラン(キム・ソヒョン)の実兄だった。学生の頃からワンジェに助けられていたユ・ドンファン(チョン・ソギョン)、そしてその弟ソックァン(リュ・スンワン)も悲しみに暮れていた。